ありえない
塾で数学を教えていると、
時々子供達のありえない答えに笑いが止まらなくなる時がある。
家から学校までの道のりが200kmとか、
(自家用ジェットで通うのか?)
鉛筆1本9,000円とか、
(どんな製図するのよ?)
最悪はリンゴ1個マイナス300円、
(無料で貰えて更に300円頂ける事になる)
他にも、
ある中学校のクラスの人数750人とか、
一般常識ではありえない答えを出してくれるのよ。
まず、その答え出した時点で絶対違うって思わなきゃ。
鉛筆1本100円しないでしょ、
クラスの人数は30人からせいぜい多くて45人程度じゃないかい。
ありえない答えの問題はそれ自体が愚問だから、
そんな問題出ません。
では問題。
「今年はサクラマスの当たり年と言われて1日で4、5本釣る人もいるようだ。
期間はおよそ60日、しかしながら台風等天候に左右される為実質40日前後が勝負である。
ある釣りチームのリーダーはハズレ年の去年一昨年と周りが全く釣れていない中
5匹前後の釣果を上げており、当たり年である今年は恐ろしい結果を残すであろうと期待されている。
だが現在シーズンインして15日ほど経ったにもかかわらず未だ0という説明不可能の事態に見舞われている。
今年のリーダーの釣果を推測し記号で答えよ。」
①160匹
②5匹
③17匹
④0匹
⑤マイナス4000匹
これも①と⑤は一般論からしてないのはわかるよね!
バラしたからってマイナスにならんし、マイナスになるのは放流した時です。
とにかく④だけは避けたいが、我ながら愚難問である。
(¬_¬)