なんの言い訳も出来ん
アキアジを釣ることがチームレラ繁栄の条件である。
そもそも浮きルアーでアキアジを狙う拘りを持った者が集結し結成に至った経緯があるが、結成後の多くの経験により フカセ釣りが最も我々の能力を発揮することが出来るということが明らかになった。
導入後すでに今季は8月の時点で前年の実績を上回っている。
チームレラにとってフカセ釣りは浮きルアー釣りに勝るということだ。
今日(こんにち)フカセ釣りこそ我がチームにとって絶対的に価値あるものとなった。
未来は現在よりよくなると思考するのがチームレラ繁栄の条件である。
我々は結成当初からチームのシンボルでもあるレラカムイを持って、
アキアジの気配すらない時期から日々遠投の練習を重ね続けた。
遠くに飛ばせば釣れると思っていたからだ。
浮きを固定しより誰よりも遠くに、
餌を研究しより艶やかで擽ぐる動きを追求した。
(今見るとアホみたいだが。)
目的はひとつ。
チームレラを白糠アキアジ釣り王座に君臨させるためである。
そして我々は誰よりも遠くへ飛ばす実力を身につけ、
「俺たちで釣れなければ誰も釣れない」という自信をつけた筈であった。
ある日、朝の5時ごろからエースと自慢の浮きルアーでアキアジを狙った。
結構粘ったが2人とも全く反応なし。
7時過ぎだろうか?
プロチームリーダー(PTL)が重役出勤。
我々の直ぐ隣でスタンドセット後、慣れた手つきでフカセ仕掛けを放った。
10秒も経っていないであろう。
いきなりPTLにアキアジヒット。
その時俺たちは思った。
釣り方が違うので別に悔しくない。
俺たちはあんな釣り方絶対しないもん。
だから全然OK‼️(//∇//)
懐かしいな、そんな時もあったな。
今はPTLさんの指導の下、フカセ釣りに夢中である。
( ´∀`)
だが、エースは言う。
「これでPTLと条件一緒です。なんの言い訳も出来ませんね。」
それでも、エースは言う。
「PTL外海で釣りまくってます、違反ですよね。( ̄∀ ̄)」
俺は諦めたよ、あんなのに勝てるわけない。
今年は現時点でもう無理だ、来年頑張ろうぜ‼️
PTLの3分の1に目標変更だ‼️
( ´ ▽ ` )ノ